(トマト・洋風 その6~20)○ 「カップヌードル チリトマトシーフードさらにトマト」(日清)カップ麺のパイオニアとして長きに渡って愛され続けているカップヌードルシリーズから40周年を記念としてチリトマトシーフードさらにトマトの登場です。 トマトの風味がとても良いチリトマトと旨みのあるスープが特徴的なシーフードが一緒になったということで、どのような美味しさになったのかがかなり気になりますね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。トマトとシーフードの混ざった香りが漂ってくるとともに彩り豊かな具材が目の前に現れて食欲をそそられました。 早速、スープを一口いただきます。ピリッとした辛さと一緒にトマトの風味というのを楽しむことができ、海鮮ダシがよく利いているのが解るコクのある美味しさです。 具はイカ、カニかま、タマゴ、トマト、キャベツ、長ネギの6種類。トマトはピリ辛スープによく合う甘さとなっており、イカやカニかまは食感と風味がとても良いです。 麺はカップヌードルならではスナック麺タイプとなっており、柔らかいのですがスープが染みこんでいるような味わいを楽しむことができるので最後まで美味しいです。 海鮮エキスとトマトの風味が一緒になったスープと豊富な具材がとても印象に残る一品。トマトの酸味と甘さも絶妙な感じとなっているのも美味しさの一つです。 ○ 「どっさり野菜 チリトマト味ラーメン」(エースコック) いつものボリュームを新しいバランスで!ということで、野菜がたっぷり入っていて麺が少なめとなっているどっさり野菜シリーズからチリトマト味ラーメンの登場です。 辛くてトマトの風味と酸味が効いているチリトマト味ということで暑い夏でも美味しくいただけそうな感じです。野菜もタップリということでスタミナも付きそうですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。トマトの酸味がしっかりとしているのに加えて香辛料の香りが漂ってくるので食欲をそそられるといった感じです。 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており、香り同様にトマトの風味がたっぷりと詰まっているのがよく解り辛さも控え目となっています。 具はキャベツ、コーン、ニンジン、タマネギ、赤ピーマン、長ネギの6種類。ネーミングどおりどっさりと入っており、シャキシャキ感と野菜特有の甘さを楽しめます。 麺はスナック麺タイプとなっており、思ったよりも柔らかくないので野菜の食感とともにのど越しの良さを楽しむことができ、スープの旨みもよく絡むので美味しいです。 トマトの風味と香辛料の辛さに加えて野菜の甘さを絶妙なバランスで楽しむことができる一品。これだけ野菜を採っても267キロカロリーというのが嬉しいです。 ○ 「トムヤムヌードル」(タイチョイス) タイにあるタイチョイスというメーカーから世界三大スープの一つとして君臨するトムヤムクン味のカップ麺が登場しました。その名もトムヤムヌードルです。 とにかく、トムヤムクンを真似て日本人向けに作ったのではなく、地元のものを輸入したのですから本場の味わいとなっています。香草に負けずに食べることができるか。 お湯を入れて3分、蓋を開けて粉末スープと調味オイルを入れてよくかき混ぜたら完成。添付の折り畳み式のフォークを組み立てたら箸を用意することなくいただけます。 まずは、レモンの強い香りが漂うスープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にレモンの風味が広がるとともに、キレのある辛さを感じることができる味わいです。 具らしい具というのは見当たらず、独特の香りがある細かな香草が入っています。この香草は思ったよりも香りが強くないので、苦手だという人にも大丈夫でしょう。 麺はスナック麺タイプということでちぢれていることからスープが良く絡むとともに、麺そのものにもしっかりと塩味が付いているのでわりと美味しくいただけます。 トムヤムクンならではのレモンと香草の風味と辛さの織りなす美味しさを楽しむことができる一品。フォークも折れることなく最後まで持ってくれましたね。 ○ 「カップヌードル デミグラスヌードル 平打ちパスタ風めん」(日清) カップ麺のパイオニアとしてお馴染みとなっているカップヌードルシリーズのレンジでも調理ができるマイ・レンジタイムからデミグラスヌードルの登場です。 レンジ調理のみの場合は不採用なのですが、お湯でもOKということで採用しました。デミグラスソースとパスタ風のめんというラーメンらしくない味わいに期待です。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。デミグラスソースならではの甘くて香ばしい香りとなっており、トマトっぽい酸味というのも確認できる感じです。 早速、スープを一口いただきます。香り同様に甘酸っぱくも香ばしさを感じるような味わいとなっており、舌の上に乗るようなとろみのある食感もなかなか良いですね。 具は牛肉、ジャガイモ、インゲン、ニンジンの4種類。牛肉はこのソースにはこれしかないという味わいで、ジャガイモのホクホク感とインゲンの苦みもよく合います。 麺は平型でややちぢれたパスタ風の麺となっており、きしめんとうどんを合わせたような感じで、柔らかめとなっていますが、かえってスープが絡むので美味しいです。 本格的なデミグラスソースを思い出させてくれるような味わいと柔らか麺の組み合わせが印象的な一品。もう少し麺にコシがあればより一層パスタに近づきそうです。 ○ 「ビーフヌードル」(タイチョイス) タイにあるタイチョイスというメーカーからビーフ味のスープをベースにしたタイ風ヌードルが登場。その名もそのまんまでビーフヌードルということです。 この手のカップヌードルはどうしても辛くなっているような気がしますが、雰囲気的にはそんな感じでもなさそうです。はたして、日本人向けの味わいになっているのか。 お湯を入れて3分、蓋を開けて粉末スープを入れてよくかき混ぜてから、最後に調味オイルを入れてさらにかき混ぜれば完成。タイによくある香草独特の香りがしました。 早速、スープを一口いただきます。癖と甘味のある調味油のインパクトが強く、そと後に思ったよりもビーフの風味が効いているスープを味わえるような感じですね。 具は小さな香草がスープに浮いているだけなのでほぼスープと麺だけといった印象です。これでビーフが少しでも入っていればかなり違った美味しさと印象になります。 麺はスナック麺タイプとなっており、日本のものより少しボサッとした食感となっていますが、塩味がけっこう効いているのでスープが無くても味わいがある感じです。 タイ料理ならではの風味だけではなくビーフのしっかりとした味わいのあるスープが印象的な一品。辛さの方はそれほどでもないので香りが苦手でない方は大丈夫です。 ○ 「カップヌードル エビトマトクリームヌードル 平打ちパスタ風めん」(日清) カップ麺のパイオニアとしてお馴染みとなっているカップヌードルシリーズのレンジでも調理ができるマイ・レンジタイムからエビトマトクリームヌードルの登場です。 レンジ調理のみの場合は不採用なのですが、お湯でもOKということで採用しました。エビとトマトとクリームといった女性受けする美味しさとはどんな感じなのか。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。トマトの香りが前面に出てくるのですがクリームらしさはそんなに感じられず、スープもサラッとしていそうです。 早速、スープを一口いただきます。香り同様にまずトマトの風味と酸味が広がるような味わいで、口当たりはとてもマイルドといった感じになっており、飲みやすいです。 具はエビ、トマト、タマネギ、長ネギの4種類となっており、エビは元祖カップヌードルを思い出させる食感と風味、トマトは柔らかくて酸味がとてもスープに合います。 麺は平型でややちぢれたきしめんのような感じとなっており、柔らかな食感となっていますがスープの風味と味わいがしっかりと絡んでくれるので良い味わいですね。 トマトの風味と味わいに加えてエビの食感と楽しめるといったある意味贅沢な美味しさとなっている一品。女性だけではなく男性陣にも好まれる一杯となっています。 ○ 「女子大生とつくった 完熟トマトのラーメン」(寿がきや) 金城学院大学現代文化学部の学生さんと一緒に考えて作られたカップ麺の登場。その名も女子大生とつくった完熟トマトのラーメンということで何か羨ましいです。 “女性に受け入れられる”をテーマにして作られたということですが、美味しければおじさんでも受け入れるというのがラーメンの世界。どんな味わいなのか楽しみです。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。目隠しされたらそこにラーメンがあるとは思えないトマトとチキンの良い香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりでトマトの酸味と甘さがチキンスープにほど良く染みており、トマト以外の野菜の旨味も伝わってきます。 具はナス、ズッキーニ、タマゴの3種類となっており、ナスは揚げてあるのでジューシーな味わいとなっており、ズッキーニは食感とサッパリとした美味しさが魅力です。 麺はノンフライのちぢれ麺となっており、舌触りが滑らかでいてモチモチ感がとても良い感じなのに加えて、ちぢれていることによりスープがしっかりと絡みますね。 トマトの風味と野菜の旨味を活かしたスープの美味しさとこのスープならではの具材を楽しむことができる一品。女性だけではなく男性だって美味しくいただけます。 ○ 「ワンピース 肉入り コンソメヌードル」(サンヨー食品) 大人気アニメのワンピースのタイアップカップ麺として3種類のフィギア付きで登場しました。その名も肉入りコンソメヌードルということで肉好きにはたまりません。 ルフィが大好きな肉入りコンソメ味!といったことが書いてありましたがルフィとはこのアニメの主人公です。アニメを知らなければ全く解らないという点もミソです。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると解るくらいのコンソメのとても良い香りがするとともに、たっぷりの肉が目に入ってきました。 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、チキンやポークのエキスと醤油のバランスが絶妙で子供でも味わえるくらいにマイルドです。 具は肉、タマゴ、長ネギの3種類となっていますが、肉は3種類ということで焼き目の入ったブロック肉、チャーシュー、挽肉といったそれぞれの味わいを楽しめます。 麺はスナック麺タイプとなっており、スープに合うように味付けされているのに加えてこのタイプとしては麺のコシがしっかりとしているので最後まで美味しいですね。 3種類の肉の美味しさと飲みやすいコンソメスープのコラボを堪能することができる一品。何処から食べても肉と出会えるような肉好きに魅力的な一杯です。 ○ 「女性が考えた女性のためのラーメン アジアン鶏しお風」(サンヨー食品) 最近、テレビでお馴染みとなっている料理研究家の森崎友紀さんがプロデュースしたカップ麺の登場。女性が考えた女性のためのラーメンアジアン鶏しお風です。 コラーゲンが入っているのでその辺りが女性のためとなっているのでしょう。レモンの酸味とコリアンダーの風味が効いたアジアンな美味しさとはどんな感じなのか。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけて解る程度のレモンの風味とこれがコリアンダーの風味なのか解りませんが香草の香りがしました。 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりで思ったよりも酸味が少ないといった感じで、香草の風味もそんなに強くないので飲みやすいと思いました。 具はエビ、タマネギ、ピーマン、パセリ、長ネギの5種類となっており、エビは細めなのですがしっかりと味わうことができピーマンは赤いので全体を映えさせています。 麺はスナック麺タイプを分厚くしたような感じなので喉越しの良さというのを楽しむことができ、スープよりも香草の風味というのが染みているように思えましたね。 絶妙な風味の良さとサッパリ感のあるスープとしっかりとしたコシのある麺の組み合わせが印象的な一品。香辛料も効いているので大人の女性向けに良いと思います。 ○ 「カップヌードル 海鮮トマト風 ブイヤベース仕立て」(日清) カップ麺のパイオニアとして長きに渡って愛され続けているカップヌードルシリーズのマイ・レンジタイムから、海鮮トマト風のブイヤベース仕立ての登場です。 水を入れてレンジでチンをしていただくことができ、さらに普通通りにお湯を入れて作ることができるといった2通りを選べますが基本のお湯を使って作ることにします。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。もう少しトマトの風味がしてくるのかと思ったのですがそれほどでもなく、海鮮の香りがほんのりしてきました。 早速、スープを一口いただきます。香りと違って海鮮の風味が口一杯に広がるような感じで、トマトの酸味もそこそこで塩加減が丁度良くとても飲みやすい味わいです。 具はエビ、イカ、玉ねぎ、長ネギの4種類となっており、エビはプリプリとしていて味わいが良くイカも噛みしめる度に風味が広がってくる感じで美味しくいただけます。 麺はスナック麺タイプを幅広にしたような感じで、一口で例えるならうどん麺のようになっており、割と柔らかめとなっていますが海鮮の風味が染みていて美味しいです。 海鮮の風味とコクのあって飲みやすいスープと煮込んだような麺のコラボを楽しむことができる一品。胡椒も効いているので身体がポカポカと温まる美味しさですね。 |